「小さな親切」運動本部のサイトにおいでくださり、ありがとうございます。「小さな親切」運動本部の専任クリエイターをしている「じいたん」です。5歳と2歳の二人の孫からそう呼ばれていますので、こちらでもそのままでいかせていただきます。
仕事は会報誌の取材をしたり、原稿を書いたり。作文コンクールの審査員もさせていただいております。私生活では二人の娘を育て終えて、今はほぼ毎日、孫守をしています。このブログでは私が子育ての中で感じたことや、発見したことなどをご紹介しつつ、じいたん流育児の楽しみ方などを書きたいと思っています。
赤ちゃん誕生の瞬間、暮らしが激変。
初めてのお子さんのお世話というのはなかなか大変です。その第一が生活の激変。生まれる直前までは、夫婦だけの生活、つまり新婚生活の流れの中でしたのに、赤ちゃんが生まれた途端にオムツのお世話をしているわけでしょう。
不慣れな仕事ばかりの上に、赤ちゃんのタイミングにあわせて生活しなくてはなりませんから、睡眠不足にもなります。それが24時間。シビアです。どんなにかわいい赤ちゃんでも、親(特にお母さん)にストレスが溜まらないわけがありませんよね。
変化を楽しむ気持ちでいこう!
でも、ここが踏ん張りどころです。人としての忍耐を磨く修行の時間なのです。でも大丈夫。赤ちゃんの成長は速くて、眠り続ける時間も長くなりますし、お母さんも日常に慣れていきますから。
赤ちゃんといっしょでも息抜きをする方法もいくつもあるので、それを見つけるといいでしょう。
例えばお散歩です。何か目的があって出かけるのではなく、景色や人々を眺めるために出かけるのです。赤ちゃんといっしょにゆっくり、のんびり歩いていると、たんぽぽの綿毛が飛んできたり、自分が子どもの頃に嗅いでいた匂いに出会ったりして、季節の移り変わりも感じられます。冬の日なら、白木蓮の枝先に芽がふくらんでいることにも気が付くはずです。そうするとね。あなたの頭の中にα(アルファ)波がでてくるのです。リラクゼーションですね。
そんな時間をずいぶんとってないのではないですか。高校受験の頃くらいからは、いつも何かに追われて生きてきたのではないですか。スマホメールの返信とか?
それなら、今こそがチャンスです。スマホメールの内容なんてすぐに忘れてしまいます。でも、赤ちゃんといっしょに見た夕焼けはいつまでも心に残るはずですよ。
「ほら、あれはね。夕焼けっていうの、きれいでしょう」
と赤ちゃんに語り掛けてあげてください。
どのみち、生活は激変しています。それなら、変化を楽しむことです。今だからできる方法で気分転換を図りましょう。
お母さんの心が穏やかになると、必ず赤ちゃんには伝わります。安心して大きくなろうとするでしょう。一挙両得です。