こんにちは。じいたんです。
だいぶ涼しくなってきましたね。こうなるとあの灼熱の夏が少し恋しくもなります。
さて、今日は食べ物の好き嫌いについて。
子どもは味に敏感ですので、好き嫌いができやすくなります。
でも、食べてもいないのに先入観だけで嫌いときめつけていることも多いですね。
私が実践したのは、そういう食材を使っていっしょに料理を作ることでした。
なんでも関わってしまうと、無関心ではいられないという心理を利用したのです。
最初の食材は、多くのお子さんが苦手なピーマンでした。
下の2歳の孫娘にはピーマンの種をとってもらいました。
これはなかなか面白かったようで、一粒一粒きれいにしてくれました。
ピーマンとお肉は私が切りましたが、次回あたり、上の子には包丁を持たせようと思っています。
それから、みんなで味付けをします。
醤油、みりん、お酒、砂糖、生姜。ありふれた味付けです。
それに、ちょいとウエ〇パーも混ぜました。ま、おまじない程度です。
そして、孫に炒めさせました。
油が撥ねますけれど、それを覚えてもらうのも重要です。
「どんな味になる?」
「それは、君次第でしょう。」
そんな会話をしながら炒めました。
その間に下の孫は寝てしまいましたが。
「よし、それじゃ香りづけにごま油をかけよう」
「それでおいしくなるの?」
「なるなる。大丈夫。ピーマンもお肉もごま油が好きなんだよ」
「本当に」
「食べればわかるよ。仲良しだって。ごま油で炒めるとピーマンの苦いのがきえちゃうから」
「へええ。じゃあよくあげてみる」
「いや。これは、炒めるっていうの」
「うん」
言葉は気づく限り、その場で教えています。
なかなか直らないのが「ら」抜き言葉ですね。これは親たちの影響だと思います。
つまり、私の娘がなってない。ということは数十年前の私の教育がなってないわけです。やれやれ。反省の意味もこめて、注意しています。
さあ、完成です。お味の方は?
ピーマンも残さず食べましたよ。
実は私も5年生まで、ピーマンを食べられなかったのですけれどね。