第49回「小さな親切」作文コンクール
入賞・入選者 作品一覧

応募総数28,138編
(小学生:5,750編/中学生:22,388編)

主催:公益社団法人「小さな親切」運動本部 後援:内閣府 文部科学省 NHK 毎日新聞社
協賛:カシオ計算機株式会社 株式会社サクラクレパス

※氏名の旧字体・異字体については一部常用漢字で表記しています。ご了承ください。

上位賞 10名 ※ 2025年1月20日(月)作品公開
賞名 都道府県 学校名 学年 氏名 タイトル
1 No.1 内閣総理大臣賞 熊本県 熊本大学教育学部附属中学校 1年 1年 甲斐宗汰郎 タイトル: 親切の咲き誇る町
2 No.2 文部科学大臣賞 福岡県 明治学園小学校 5年 5年 能美にな タイトル: あちら側までご一緒に
3 No.3 「小さな親切」運動本部賞 山形県 北部小学校 1年 1年 安部 樹 タイトル: ありがとうのじゃがいも
4 No.4 「小さな親切」運動本部賞 福岡県 洞北中学校 1年 1年 野田統希 タイトル: ちょっとした親切
5 No.5 特別優秀賞 福井県 南中山小学校 4年 4年 齋藤月希 タイトル: わたせたバトン
6 No.6 特別優秀賞 奈良県 耳成南小学校 5年 5年 村上駿太郎 タイトル: やさしさがつまった木箱
7 No.7 特別優秀賞 香川県 白方小学校 3年 3年 眞鍋結名 タイトル: いなかっていいな
8 No.8 特別優秀賞 北海道 光陵中学校 2年 2年 須田美希 タイトル: もう一つの言葉で
9 No.9 特別優秀賞 岩手県 一関第一高等学校附属中学校 1年 1年 横沢いぶき タイトル: 温かい親切
10 No.10 特別優秀賞 山形県 第二中学校 1年 1年 海原匡登 タイトル: 親切は人の関係の始まり
優秀賞【小学生の部】 10名
賞名 都道府県 学校名 学年 氏名 タイトル
11 No.11 優秀賞 山形県 長井小学校 1年 1年 原田真聡 タイトル: ありがとう、なみだがでたよ
12 No.12 優秀賞 千葉県 鎌ケ谷小学校 4年 4年 島﨑陽悠 タイトル: やさしさが伝わる親切
13 No.13 優秀賞 静岡県 多賀小学校 5年 5年 小松舞華 タイトル: 母は私のスーパーヒーロー
14 No.14 優秀賞 三重県 修道小学校 4年 4年 世古一夏 タイトル: その一言で……
15 No.15 優秀賞 岡山県 中庄小学校 6年 6年 松本一楓 タイトル: ぼくが変わった夏休み
16 No.16 優秀賞 香川県 琴平小学校 1年 1年 藤岡奏美 タイトル: めにみえないしょうがい
17 No.17 優秀賞 香川県 寒川小学校 4年 4年 藤井博雅 タイトル: ちょっとしたお手伝い
18 No.18 優秀賞 熊本県 鹿本小学校 6年 6年 菊田銀之介 タイトル: 誰かのためにできること
19 No.19 優秀賞 大分県 山香小学校 1年 1年 西 梨花 タイトル: なぜできるのママ
20 No.20 優秀賞 鹿児島県 田上小学校 3年 3年 古市智也 タイトル: 思いやりのつまったせまい道
優秀賞【中学生の部】 10名
賞名 都道府県 学校名 学年 氏名 タイトル
21 No.21 優秀賞 山形県 白鷹中学校 2年 2年 迎田心優 タイトル: 救われる言葉って
22 No.22 優秀賞 茨城県 総和中学校 2年 2年 高橋星璃奈 タイトル: 優しさがあふれる手紙
23 No.23 優秀賞 栃木県 佐野日本大学中等教育学校 3年 3年 清水聖乃 タイトル: 親切をするのに言語の壁なんて存在しない
24 No.24 優秀賞 埼玉県 植竹中学校 2年 2年 大友遼馬 タイトル: おばの優しさ
25 No.25 優秀賞 千葉県 第五中学校 3年 3年 松本満優 タイトル: 優しさのスクラム
26 No.26 優秀賞 福井県 武生第一中学校 2年 2年 吉本栞菜 タイトル: 思いやり
27 No.27 優秀賞 山口県 岐陽中学校 1年 1年 仲子遥音 タイトル: 感謝の気持ちと利他の心をあたりまえに
28 No.28 優秀賞 香川県 西中学校 1年 1年 川内勇貴 タイトル: そっと寄り添ってくれるのも親切
29 No.29 優秀賞 福岡県 八児中学校 1年 1年 坊野莉子 タイトル: 恩は売らない、忘れない
30 No.30 優秀賞 宮崎県 飫肥中学校 3年 3年 竹脇心美 タイトル: たった四文字の「おはよう」
入選【小学生の部】50名
賞名 都道府県 学校名 学年 氏名 タイトル
※ 2025年1月27日(月)作品公開
31 No.31 入選・小学生 青森県 十和田湖小学校 5年 5年 森田陽菜 タイトル: 敵でも味方でも「がんばれ」
32 No.32 入選・小学生 山形県 楯山小学校 2年 2年 石川由依 タイトル: わたしにできる小さなしんせつ
33 No.33 入選・小学生 山形県 豊田小学校 4年 4年 横地みのり タイトル: 母に気づかせられたこと
34 No.34 入選・小学生 山形県 鈴川小学校 6年 6年 工平柚稀 タイトル: やさしさにつつまれて
35 No.35 入選・小学生 山形県 糠野目小学校 6年 6年 仲田百杏 タイトル: 親切な心の連鎖
36 No.36 入選・小学生 福島県 玉井小学校 5年 5年 影山結菜 タイトル: 小さな勇気とありがとう
37 No.37 入選・小学生 栃木県 栃木第三小学校 4年 4年 荒川 祷 タイトル: 親切の旅
38 No.38 入選・小学生 栃木県 岩舟小学校 5年 5年 籠谷隼葵 タイトル: ぼくと、小さな親切
39 No.39 入選・小学生 栃木県 千塚小学校 6年 6年 安井万結 タイトル: 優しさ
40 No.40 入選・小学生 群馬県 吉田小学校 2年 2年 今井 希 タイトル: ノアくんとのおわかれ
41 No.41 入選・小学生 群馬県 富岡小学校 6年 6年 折茂志帆 タイトル: 勇気あるひとこと
42 No.42 入選・小学生 千葉県 牧野原小学校 2年 2年 日向麻梨子 タイトル: お姉さんになるゆう気
43 No.43 入選・小学生 千葉県 萩原小学校 3年 3年 飯髙凌介 タイトル: ぼくが思うこと
44 No.44 入選・小学生 千葉県 小栗原小学校 5年 5年 佐久間彩羽 タイトル: 親切イコール笑顔
45 No.45 入選・小学生 千葉県 古和釜小学校 5年 5年 大内芙実乃 タイトル: きれいな富士山
46 No.46 入選・小学生 千葉県 御宿小学校 6年 6年 輪千瑞季 タイトル: できないをできるに
47 No.47 入選・小学生 神奈川県 堀川小学校 6年 6年 井波紗南 タイトル: 笑顔になるおまじない 私の「あいさつ」
48 No.48 入選・小学生 新潟県 深沢小学校 1年 1年 堀川瑚乃実 タイトル: あいさつ
49 No.49 入選・小学生 福井県 森田小学校 2年 2年 辻 七海 タイトル: 心配しないでね、おばあちゃん
50 No.50 入選・小学生 福井県 武生西小学校 2年 2年 鈴木瑠彩 タイトル: お父さんの小さなやさしさ
51 No.51 入選・小学生 福井県 高椋小学校 6年 6年 松田紬希 タイトル: みんなのあいさつの笑顔
52 No.52 入選・小学生 長野県 明善小学校 3年 3年 竹前貴浩 タイトル: 親切の花火
53 No.53 入選・小学生 長野県 永明小学校 6年 6年 行田蒼士 タイトル: 伝染する親切
54 No.54 入選・小学生 岐阜県 金竜小学校 6年 6年 望月かれん タイトル: だれかのためにできること
55 No.55 入選・小学生 静岡県 豊岡小学校 4年 4年 山田花凛 タイトル: うけつがれる親切ヒーロー
※ 2025年2月3日(月)作品公開
56 No.56 入選・小学生 奈良県 あすか野小学校 5年 5年 西川心葉 タイトル: 山登りの思いやり
57 No.57 入選・小学生 和歌山県 智辯学園和歌山小学校 2年 2年 齋藤悠太郎 タイトル: 大丈夫
58 No.58 入選・小学生 島根県 義務教育学校八束学園 5年 5年 伊藤恵理 タイトル: 大切にしたい「ありがとう」の気持ち
59 No.59 入選・小学生 岡山県 帯江小学校 2年 2年 近藤希鶴 タイトル: おともだちのやさしさ
60 No.60 入選・小学生 岡山県 味野小学校 2年 2年 濱田風花 タイトル: やさしい気もち
61 No.61 入選・小学生 山口県 岩田小学校 4年 4年 冨島歌乃 タイトル: 大きな親切
62 No.62 入選・小学生 山口県 由宇小学校 6年 6年 筑坂颯介 タイトル: 自分のための親切
63 No.63 入選・小学生 山口県 深川小学校 6年 6年 馬渡千尋 タイトル: 小さなパトロール隊
64 No.64 入選・小学生 徳島県 加茂名南小学校 2年 2年 岡田ゆうひ タイトル: 今までの自分 これからの自分
65 No.65 入選・小学生 徳島県 内町小学校 5年 5年 小田美幸 タイトル: 親切のバトンをつなげたい
66 No.66 入選・小学生 徳島県 大松小学校 5年 5年 三木絆叶星 タイトル: ぼくはかみの毛を切らない
67 No.67 入選・小学生 香川県 観音寺小学校 3年 3年 秋山紫音 タイトル: あいさつはパワーワード
68 No.68 入選・小学生 香川県 榎井小学校 4年 4年 望月和華 タイトル: 親切の輪
69 No.69 入選・小学生 香川県 四条小学校 6年 6年 松浦龍也 タイトル: 当たり前にある親切
70 No.70 入選・小学生 福岡県 簑島小学校 2年 2年 木下実南 タイトル: 親切にすること
71 No.71 入選・小学生 福岡県 南薫小学校 5年 5年 平川琉麻 タイトル: 気づく「心」
72 No.72 入選・小学生 福岡県 安武小学校 5年 5年 古賀萌愛 タイトル: やさしい店員さんとのあいさつ
73 No.73 入選・小学生 福岡県 塔野小学校 6年 6年 伊東愛惟 タイトル: わたしのスーパーヒーロー
74 No.74 入選・小学生 佐賀県 諸富北小学校 5年 5年 石橋一華 タイトル: 何も言わなくても笑顔で親切
75 No.75 入選・小学生 熊本県 鹿北小学校 3年 3年 中村大雅 タイトル: 小さな親切作文のつながり
76 No.76 入選・小学生 熊本県 熊本大学教育学部附属小学校 5年 5年 楠本悠輝 タイトル: 温かい手
77 No.77 入選・小学生 大分県 豊洋小学校 4年 4年 大村文太 タイトル: 手をさしのべられる大人になりたい
78 No.78 入選・小学生 宮崎県 宮崎大学教育学部附属小学校 3年 3年 髙瀨史恩 タイトル: 心がまるくなる言葉
79 No.79 入選・小学生 宮崎県 三股小学校 6年 6年 小野いろは タイトル: 修学旅行のハプニング
80 No.80 入選・小学生 鹿児島県 鹿児島大学教育学部附属小学校 4年 4年 石原佳夏 タイトル: バスの中の青い水とう
入選【中学生の部】 50名
賞名 都道府県 学校名 学年 氏名 タイトル
※2025年2月10日(月)作品公開
81 No.81 入選・中学生 北海道 亀田中学校 1年 1年 谷山亜依瑠 タイトル: 大切な思い出
82 No.82 入選・中学生 青森県 油川中学校 3年 3年 岡村夏緒 タイトル: ありがとう
83 No.83 入選・中学生 宮城県 仙台二華中学校 2年 2年 齋藤四季 タイトル: 親切が積もれば
84 No.84 入選・中学生 山形県 第四中学校 1年 1年 今岡あい タイトル: 親切の輪
85 No.85 入選・中学生 山形県 第五中学校 3年 3年 伊藤杏音 タイトル: 地域を支える祖母
86 No.86 入選・中学生 栃木県 大平中学校 3年 3年 本橋由衣 タイトル: 思いやりの答え
87 No.87 入選・中学生 群馬県 北中学校 1年 1年 江原維吹 タイトル: 心動かす言葉と行動
88 No.88 入選・中学生 群馬県 西中学校 3年 3年 磯田玲奈 タイトル: 小さな親切
89 No.89 入選・中学生 千葉県 大津ヶ丘中学校 1年 1年 殿木戸蛍奈 タイトル: 小さな勇気の大切さ
90 No.90 入選・中学生 千葉県 専修大学松戸中学校 2年 2年 中根直輝 タイトル: 小学5年生の夏の親切
91 No.91 入選・中学生 千葉県 三山中学校 2年 2年 島田侑芽 タイトル: 笑顔のバトンが繋がりますように
92 No.92 入選・中学生 千葉県 和名ケ谷中学校 3年 3年 瀧澤里帆 タイトル: 人と人をつなぐバトンリレー
93 No.93 入選・中学生 東京都 大森第六中学校 2年 2年 小林律仁 タイトル: 「子ども」から「大人」の側へ
94 No.94 入選・中学生 神奈川県 西中学校 3年 3年 川﨑めぐみ タイトル: 余計なお世話
95 No.95 入選・中学生 福井県 小浜中学校 2年 2年 小松結咲 タイトル: 巡り巡って
96 No.96 入選・中学生 長野県 緑ヶ丘中学校 1年 1年 小嶋結架 タイトル: 今の自分を認めて
97 No.97 入選・中学生 長野県 鉢盛中学校 2年 2年 遠藤明莉 タイトル: 教えてくれた
98 No.98 入選・中学生 長野県 第六中学校 3年 3年 池田万桜 タイトル: 「ありがとう」の一言で
99 No.99 入選・中学生 静岡県 静岡サレジオ中学校 1年 1年 増田奈々緒 タイトル: 小さな親切
100 No.100 入選・中学生 静岡県 静岡大学教育学部附属浜松中学校 1年 1年 小澤 響 タイトル: ノクターンにのせて
101 No.101 入選・中学生 静岡県 磐田東中学校 3年 3年 小嶋 詩織 タイトル: 相手の気持ちに寄り添って
102 No.102 入選・中学生 三重県 朝陽中学校 3年 3年 今西源哉 タイトル: 冬に届いた人の温もり
103 No.103 入選・中学生 滋賀県 石山中学校 3年 3年 谷原來華 タイトル: あいさつできていますか
104 No.104 入選・中学生 兵庫県 関西学院中学部 1年 1年 多田吉輝 タイトル: 少しの勇気
105 No.105 入選・中学生 奈良県 山添中学校 3年 3年 中田絢心 タイトル: わかってくれる人
※2025年2月17日(月)作品公開
106 No.106 入選・中学生 鳥取県 東伯中学校 1年 1年 岡本あおい タイトル: 感謝を忘れずに
107 No.107 入選・中学生 鳥取県 西中学校 3年 3年 酒井千華 タイトル: 親切で超える世界の壁
108 No.108 入選・中学生 島根県 島根大学教育学部附属義務教育学校 8年 8年 廣瀨和香 タイトル: 不安から安心へ
109 No.109 入選・中学生 岡山県 味野中学校 2年 2年 青木陽生 タイトル: 夏まつりのボランティアを体験して
110 No.110 入選・中学生 岡山県 児島中学校 3年 3年 八松龍弥 タイトル: 本当のやさしさ
111 No.111 入選・中学生 広島県 和庄中学校 2年 2年 咲田宏樹 タイトル: 夕立
112 No.112 入選・中学生 広島県 広島学院中学校 3年 3年 松岡大晴 タイトル: いつのまにかの親切
113 No.113 入選・中学生 山口県 大和中学校 1年 1年 池内駿汰 タイトル: 祖母との関わりで学んだことを生かして
114 No.114 入選・中学生 山口県 日置中学校 1年 1年 木村有咲美 タイトル: 小さな親切
115 No.115 入選・中学生 山口県 末武中学校 2年 2年 米村柑奈 タイトル: 親切の神様
116 No.116 入選・中学生 山口県 藤山中学校 2年 2年 伊藤咲葵 タイトル: 和やかな雰囲気の秘密
117 No.117 入選・中学生 徳島県 城ノ内中等教育学校 1年 1年 棚田葵泉 タイトル: 自転車と私
118 No.118 入選・中学生 香川県 中部中学校 1年 1年 小西 凜 タイトル: 小さな親切は大きな感謝
119 No.119 入選・中学生 香川県 香川大学教育学部附属高松中学校 2年 2年 田代力安 タイトル: 親切とお節介は裏腹?
120 No.120 入選・中学生 福岡県 東山中学校 2年 2年 石橋知晃 タイトル: 彼が教えてくれたこと
121 No.121 入選・中学生 福岡県 宮ノ陣中学校 2年 2年 上村一華 タイトル: クラスで見つけた素敵
122 No.122 入選・中学生 福岡県 今元中学校 3年 3年 安東直輝 タイトル: 小さな親切
123 No.123 入選・中学生 佐賀県 成穎中学校 1年 1年 熊森 梓 タイトル: 言葉が人に与える力
124 No.124 入選・中学生 佐賀県 佐賀大学教育学部附属中学校 2年 2年 小野原和子 タイトル: 厚意と行為
125 No.125 入選・中学生 熊本県 井芹中学校 2年 2年 栃原友誠 タイトル: 小さな親切の積み重ね
126 No.126 入選・中学生 大分県 朝日中学校 3年 3年 藤内菜穂 タイトル: ことわざから学ぶ親切
127 No.127 入選・中学生 宮崎県 赤江中学校 2年 2年 吉岡咲幸 タイトル: 手を差し伸べてくれたお姉さん
128 No.128 入選・中学生 宮崎県 庄内中学校 2年 2年 飯干遼亮 タイトル: 僕の考え方が変わった
129 No.129 入選・中学生 鹿児島県 鹿児島大学教育学部附属中学校 1年 1年 德田 妃 タイトル: 笑顔の花が咲いている、きっと今も
130 No.130 入選・中学生 アラブ首長国連邦 アブダビ日本人学校 3年 3年 藤本逢里 タイトル: 周りが背を向けたとしても……

コロナ禍の子どもたちが教えてくれた“大切なこと”

令和3年(2021)度の「小さな親切」作文コンクールは、通常テーマ「小さな親切」に加えて、特別テーマ「コロナが教えてくれたこと」を設けました。 “ウィズコロナ”が日常となった子どもたちの作文には、幸せの本質や人の心の在り方など、大切なメッセージがたくさん詰まっていました。

特別テーマに寄せられた作文の傾向を一部ご紹介します。

“当たり前”が幸せ

圧倒的に多かった作文のテーマは、コロナ前の日常が「いかに幸せだったか」気づいたというもの。学校行事や修学旅行に加え、人生の節目となる入学式や卒業式、一生懸命練習に打ち込んだ部活動の大会などが中止となり、多くの小中学生が残念な想いを綴っていました。
コロナによって、一生の思い出となる機会がたくさん奪われてしまったことに胸が痛くなりますが、これまで当たり前のように過ごしていた学校や家庭での日常は、「決して当たり前ではない、とても幸せなものだったのだ」と気づいた子がたくさんいました。だから、これまで以上に、家族や身近な人に感謝しながら、一日一日を大切にしよう……と、彼らは前向きに”今“を生きています。
年を重ねた大人のように、達観した子どもたち。早くのびのびとした生活ができるよう願っています。

大人への批判の目

クラスメイトとの楽しい食事の場である給食の時間は「黙食」となり、友達と遊んだり、家族との旅行や外食もできなくなりました。学校や家で、様々な制限を強いられている子どもたちの「息抜きの場」は多くありません。
そんな中、テレビで目にするのは、緊急事態宣言中にも関わらず、路上や居酒屋で遅くまで飲み、ハメを外す大人たちの姿。自分たちは感染しない・させないように、いろいろな我慢をしているのに、なぜ大人はルールを守らないのか、と怒りをぶつけている作文もありました。
また、「コロナ差別」「自粛警察」など、他人を攻撃する人に対しても厳しい意見が。「憎むべきはウイルスであって、人ではない」と、多くの子どもたちが相手を気遣う心の余裕を持つよう訴えています。
本来、子どもたちのお手本であるべき大人。我々の言動・行動は常に子どもたちに見られていることを忘れずにいたいものです。

“人の心”を教えてくれたコロナ

家族や身近な人がコロナに感染したり、濃厚接触者になった体験を書いた作文もいくつかありました。通っていた幼稚園で感染者が出たため、濃厚接触者になった妹に、思わず「近寄らないで!」と言ってしまった小学生は、幼い妹を傷つけた罪悪感でいっぱいになりながらも、自分の心を見つめ、差別は決してしてはいけない、コロナが「人の心」を教えてくれた、と綴りました。
不安や恐怖によって生まれてしまう「差別の芽」。それを摘むことができるのは、唯一「人の心=思いやりの心」だけ。コロナに打ち勝つためには、「人の心」を失ってはならないと多くの子どもたちが気づいてくれたことは、嬉しい限りです。

過去3年間の入賞・入選者はこちら

第48回(令和5年度)入賞・入選者【PDF】
第47回(令和4年度)入賞・入選者【PDF】
第46回(令和3年度)入賞・入選者【PDF】

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