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1月6日(月)、福井県越前町支部は、子どもたちの優しい気持ちがたくさん詰まった作文を、多くの人々に知ってもらいたいと、町議会や教育委員会の協力のもと「作文発表会」を開催しました。同支部では、地元ケーブルテレビの協力のもと筆者による朗読を放送していますが、発表会の開催は初めて。
当日は町長、町会議長、各議員および役場幹部をはじめ、保護者や学校関係者約60名が参加し、小学校1名・中学校3名が作文の朗読を行いました。
越前町立朝日小学校6年・臼杵由翔さんは、母親が人命救助をしたエピソードを披露。お母さんは、職場で緊急救命講習会を受講していたおかげで、率先して行動することができたのだそうです。講習会を開催した地元消防署の方々は、「業務の励みになる」と喜ばれ、この作文を署内で回覧してくださいました。また、講習会が人命救助に役立った事例としても紹介したいとおっしゃっています。
臼杵さんの作文によって、まさに「小さな親切」の輪が地域に広がりましたね。
このほかにも、子どもたちの堂々とした朗読は、参加者の心に響き「とても良かった」との感想がたくさん寄せられました。同支部は、今後も続けていきたいと話しています。