京都の夏の風物詩、祇園祭では、世界初の試みとして、2014年より屋台などで販売される飲食物の容器をすべて「リユース食器」に切り替え、ごみを減らす「祇園祭ごみゼロ大作戦」を展開しています。京都府本部では、2019年よりこの取り組みに協賛し、今年3年ぶりの開催となった祇園祭に、「小さな親切」運動のロゴの入ったリユース容器を提供しました。
リユース食器は、使い終わった後回収し、洗浄。素材はプラスチックの中でも柔軟性のあるポリプロピレン製で、50回~100回程度再利用できる耐久性があります。使い捨て容器を使用した場合に比べて、ごみが減ることはもちろん、繰り返し使えば使うほど、二酸化炭素排出、水、エネルギーなどの削減にも効果が。
また、この取り組みではリユース食器の回収、ごみの分別、周辺の清掃など多くのボランティアの方が活躍しています。祇園祭を見る機会がありましたら、環境問題に配慮した先進的な取り組み、たくさんの親切があることに思いを馳せていただけたら嬉しいです。
<この取り組みを通じて、以下の目標達成に貢献しています>