2020年2月6日 永平寺町立御陵小学校
たすけあうって大切なんだ
ひさしぶりに『つなみのひ』を教材として、道徳授業を実施。授業に参加してくれたのは、福井県・永平寺町立御陵小学校の1年生です。みんなで「たすけあい」について、考えてもらいました。
今回も講師に馬場喜久雄(ばば・きくお)先生をむかえ、大きなホールでたくさんの大人たちが見守る中、授業を行いました。
オリジナル紙芝居『つなみのひ』は、大きな津波が主人公たちを襲う、印象的な場面があります。紙芝居の読み始めには、少しそわそわしていた子どもたちも、この場面になると一気にシーンとなり、ここから空気が変わりました。どんどん物語に引き込まれていく様子が、ひしひしと伝わってきます。
授業では、子どもたちに印象に残った場面を選んでもらいました。その中には、村人みんなでいかだを作っている場面を選んだ子どもも。みんなが一緒になって、頑張っているというところが印象的だっただそう。
それぞれ意見を出し合ってもらったら、最後は「自分たちの生活」に話を戻してきます。最初に発表してもらった、日常たすけてもらっていることについて、たすけてもらうとどんなことが起こるのか、どんな気持ちになるのかを考えてもらいました。
当日は、100名を超える大人たちに見守られているだけでなく、テレビ局の取材も入るなど、子どもたちにはかなり緊張する時間だったと思いますが、そんなことは感じさせないくらい、最後まで集中してくれていました。
授業が終わると参観者の大人たちに向けて、全員一緒に大きな声で「ありがとうございました」とあいさつをして帰っていった子どもたち。その姿に思わず笑顔がこぼれました。
実施概要
主催:公益社団法人「小さな親切」運動本部
協力:「小さな親切」運動福井県本部
補助団体:公益財団法人 JKA
講師:馬場喜久雄(全国小学校道徳研究会 顧問)
参加協力:永平寺町立御陵小学校
日時:令和2年2月6日(木)